自走砲

【Self-Propelled Artillery】【Self-Propelled Gun】
自走砲（Self-Propelled Artillery　（Cannon/Howitzer/Mortar/Rocket）
⇒動く砲台。
発射は、直接照準で行うこともあるが、戦車と異なり、間接照準で行うのが基本で、車体を停止、安定させ、車種によっては、発射の反動を抑えるための「駐鋤」という装置を地面に突き刺して、車体を固定する。
砲塔は戦車と異なり、ある場合と無い場合がある。搭載される砲および発射体（弾）の種類によって、自走加農砲（Self-Propelled Cannon）、自走榴弾砲（Self-Propelled Howitzer）、自走迫撃砲(Self-Propelled Mortar),自走ロケット砲（（Self-Propelled）Multiple Rocket Launchers／Artillery Rocket System）等に分類される。現代では、加農砲と榴弾砲は区別されず、榴弾砲となっているため、事実上、自走加農砲となる。車体は、装軌式と装輪式がある。