自衛隊

日本の独立と平和を守るため、直接侵略及び間接侵略に対して防衛をすることを主たる任務とする国防組織(部隊及び機関)であるが、国内法制(憲法)上、行政組織であり軍隊ではない。1950年、国内治安の維持のため陸上自衛隊の前身で...

統合幕僚長

2006年、統合幕僚監部設置に関する法律の改定に伴って統合幕僚長のポストが新設された。統合幕僚長は統合幕僚監部の長であり陸海空自衛官の最上位の階級にある先任者とされ、内閣総理大臣及び防衛大臣に対する最高位の軍事専門的な助...

機甲科

陸上自衛隊の職種(兵科)のひとつであり、帝国陸軍、諸外国陸軍の戦車兵職に相当する。火砲、機関銃などを搭載し、装甲した車体を持ち全方向への走行を可能とする無限軌道の能力を備えた戦闘用車両である。1914年、英国で初めて考案...

護衛艦

海上自衛隊が保有する艦艇で、帝国海軍、諸外国海軍が保有する巡洋艦と駆逐艦に相当する。航空母艦、戦艦に次ぐ、攻撃、防御能力を持つ戦闘艦艇であり、高速で長大な航続能力を持ち、警戒監視、護衛などの多種多様な任務を果たす。第2次...

陸上自衛隊

陸上幕僚監部、陸上総隊、5個方面隊及び防衛大臣直轄部隊などからなる国土防衛、治安出動、災害派遣、国際貢献などの任務を持つ組織である。平時においては防衛警備区域を5つの方面隊(方面総監部、師団、旅団及び直轄部隊)が担任する...

航空自衛隊

航空幕僚監部、航空総隊(総隊司令部及び4つの航空方面隊など)、航空支援集団、航空教育集団、航空開発実験集団及び防衛大臣直轄部隊などからなる主として日本の周辺空域における航空防衛を任務とする組織である。航空総隊は防空やミサ...

防衛大学校

陸海空自衛隊の幹部自衛官を養成することを目的とする文部科学省管轄外の4年制の大学教育を行う防衛省の附属機関である。帝国陸軍士官学校、帝国海軍兵学校及び諸外国陸海空軍士官学校に相当する。1952年、警察予備隊から保安庁への...

特科

陸上自衛隊の職種(兵科)の一つであり、帝国陸軍、諸外国陸軍の砲兵職に相当する。各種の火砲を使って敵を攻撃、制圧し、歩兵や戦車兵の戦闘を支援する役割を果たす。陸上自衛隊では、地対空ミサイルを装備する高射特科部隊及び師団直轄...

普通科

陸上自衛隊の中核的な職種(兵科)であり、帝国陸軍、諸外国陸軍の歩兵職に相当する。旧ソ連軍では狙撃兵と称された。歴史的には古代から中世にかけて格闘を主任務とする歩兵が戦闘の殆どを占めたが、中世から近代にかけて騎兵が戦闘の中...

海上自衛隊

海上幕僚監部、自衛艦隊、地方隊及び防衛大臣直轄部隊などからなる日本の周辺海域における海上防衛、警戒監視、海外派遣任務などの任務を持つ組織である。主力部隊は機動部隊の自衛艦隊(自衛艦隊司令部、護衛艦隊、航空集団及び潜水艦隊...