【Medium Term Defense Program】
「防衛計画の大綱」に基づいて、防衛力の整備や運用などについて定めた、5年程度の中期の計画。「中期防」とも略される。自衛隊がどのような防衛装備品を保有するか目標が盛り込まれるほか、研究開発の項目や、日米同盟強化の具体策、防衛力整備の規模として、戦車や機動戦闘車、護衛艦、潜水艦、戦闘機などの保有目標を記した「別表」をつけ、見積もった所要経費も記載する。2013年に策定された中期防は、2014~18年度の計画で、新型輸送機オスプレイや、大型無人偵察機グローバルホークの導入が盛り込まれた。