陸上幕僚監部、陸上総隊、5個方面隊及び防衛大臣直轄部隊などからなる国土防衛、治安出動、災害派遣、国際貢献などの任務を持つ組織である。平時においては防衛警備区域を5つの方面隊(方面総監部、師団、旅団及び直轄部隊)が担任する。2018年3月、有事において5つの方面隊の作戦運用にかかる指揮監督を一元的に行うため陸上総隊(総隊司令部及び直轄部隊)が設置された。1950年、陸上自衛隊の前身である警察予備隊創設、1952年、保安隊への改編を経て、1954年、防衛庁発足と同時に陸上自衛隊は創設された。帝国陸軍との歴史的な関係はない。2017年末現在で、自衛官定数15万863名、戦車660両、装甲車980両、迫撃砲1100門、高射砲50門、ヘリコプター381機を保有している