レーダ・レーダー

【Radar】
電波を利用した目標位置探知装置である。Radio Detecting and Rangingの略語であるが一語のRadarとして定着している。
電波を目標方向に放射し、目標までの往復の時間を測定することにより距離を求める。方向は指向性のあるアンテナにより、角度情報を得る。
地上設置、航空機搭載、艦船搭載、人工衛星搭載など各種ある。軍用システムとして開発されたが、漁船等民間においても多数使われている。事例を下記に示す。
地上レーダ:J/FPS-5(固定式3次元レーダ(日本))
航空機搭載レーダ:J/APG-1(F-2戦闘機用火器管制レーダ(日本))
艦船搭載レーダ:FCS-3(護衛艦搭載多機能レーダ(日本))
船舶用レーダ:FAR-1426(15型、カラー液晶レーダ(日本))

 

「安全保障用語」編集部