機関拳銃

【Sub Machine Gun】
機関拳銃(sub Machine Gun)は、機関銃や自動小銃用の弾ではなく、比較的発射のエネルギーが低い拳銃の弾を使用する軽量自動火器重量は2.5㎏~4.5㎏が一般的。拳銃用の0.45インチ、または、9㎜の弾が一般的で、使用する箱型弾倉には10~50発程度の弾が入る。引き金を引き続けている限り、連射され、一分間に650発、または、それ以上の発射速度を持つものがあるが、180m以上離れた相手には、あまり、効果がないとされる。機関拳銃は、第一次大戦中の1918年に初めて使用されとされ、第二次大戦で英、米、独、伊、ソ連などの各国で発達した。前述のように有効射程は、それほど、長くないが、小型、軽量であることから、狭い場所でも比較的取り回しがしやすく、建物内部の制圧に向いた武器として、軍や警察などの特殊部隊等でも使用される。

「安全保障用語」編集部