大陸間弾道ミサイル・ICBM(大陸間弾道弾)

【Intercontinental Ballistic Missile】
射程5,500 km以上の弾道ミサイル(米国ミサイル防衛庁MDA: Missile Defense Agencyによる )。射程は大陸(米国本土・ソ連(当時))間を飛しょうする能力以上としている。事例を下記に示す 。
米国:ミニットマン(Minuteman、LGM-30)、3段式固体ロケット、1970年より運用中。
ロシア:トーポリM(SS-27、Sickle)3段式固体ロケット、1997年より運用中。
中国:東風-31(Dong Feng-31、CSS-10)3段式固体ロケット、2006年より運用中。
北朝鮮:火星14 (Hwasong-14、KN-20)、2段式液体ロケット、開発中( 2017.7.4発射試験実施)。火星15、2段式液体ロケット、開発中(2017.11.29発射試験実施)。

「安全保障用語」編集部