準中距離弾道ミサイル・MRBM(準中距離弾道弾)

【Medium Range Ballistic Missile】
射程1,000-3,000 kmの弾道ミサイル(米国ミサイル防衛庁MDA: Missile Defense Agencyによる )。事例を下記に示す 。
米国:ソ連(当時)とのINF(Intermediate-Range Nuclear Forces)条約により500~5,500kmの弾道ミサイル(MGM-31B Pershing 2(射程1,700km))を廃棄した。
ロシア:INF条約により廃棄したが、開発中のSS-X-31(RS-26 Rubezh)ICBM(固体ロケット)がIRBMに相当する可能性がある。
中国:東風-31(Dong Feng-31、CSS-10)、3段式固体ロケット、2006年より運用中
北朝鮮:北極星-2( KN-15、Pukkuksong-2)、2段式固体ロケット、開発中(2017.2.12、2017.5.21、発射試験実施)。

「安全保障用語」編集部