早期警戒機

【AEW】
強力なレーダーを搭載した、空飛ぶレーダー・サイト。地上や海上のレーダーより、遥かに広範囲を見通して、敵・味方の航空機の状況を監視、味方の戦闘機や攻撃機を管制する。特に、管制機能を強化した機種を空中警戒管制機(Airborne Warning And Control Systems)と呼ぶ。機内には、特定の空域のレーダー画像に依る状況を示し、味方戦闘機や攻撃機を管制するコンソールと呼ばれる装置が並んでいる。早期警戒機(AEW)も、空中警戒管制機(AWACS)も、戦闘機や攻撃機、その他と大量のデータをリアルタイムで交換するため、音声通信の他、データリンクを使用する。

「安全保障用語」編集部