第2次防衛力整備計画

【The second defense buildup program】
1961年7月の閣議決定で、62年度から66年度までの5カ年計画として「第2次防衛力整備計画(2次防)」が定められた。2次防では、はじめて防衛力整備の目標に、従来の骨幹的防衛力に加え、旧ソ連の侵攻を念頭に、通常兵器による「局地戦以下の侵略」にも対処することが盛り込まれた。「骨幹的防衛力の内容充実」と共に、「精鋭な部隊建設のための基礎を培う」とされた。また、旧式の装備品を更新し、対空ミサイルを導入する方針を打ち出し、航空自衛隊に、地対空誘導弾部隊を親切することを目標に掲げた。

「安全保障用語」編集部